えば、様々な行動を支配する神経中枢も解っています。
また、一定の状況において生じた感情により、天然のモルヒネ(エンドルフィン)が、皮下層に送られることも解ってきました。
その生理的な機能を抑制する特性を知ることによって、観測された行動から、脳の活動を解明することも可能なのです。
種々の生化学的な交換の中に、あまりにも素晴らしい自動調節機能が見られるので、次第に人間の脳を、自動平衡機能を備えた、一つの社会構造として考えるようになってます。
そしてそれ故に、様々な生理的な障害に対する唯一の解答は、心と体の相互関係、即ち、「精神」と「物質」の相互関係の中に見い出し得る、ということが分かってきたのです。
この二つの観念を対立的に規定することは、最大の誤りです。